wimaxで使うルーター(通信端末)とは?
wimaxを使う上で必要になるのが「wimaxルーター(通信端末)」です。wimaxは最寄りの基地局からの電波をルーターが受け取って、wi-fiで自分のスマホやノートPCとインターネット接続をします。
wimaxを申し込む時は、このルーターも選ぶことができますが、適当に選んでしまうと「他の機種より通信速度が遅い」「4G LTEで繋げるモードが使えない」という事になりかねないので注意しましょう。
wimaxのルーターを選ぶ時は、ここをチェックしておけば大丈夫!というポイントがあります。
・通信速度の一番速いものを選ぶ
・「ハイスピードプラスエリアモード」が使えるかどうか
この2つのポイントを抑えておけば問題ありません。最新機種であればこのポイントをクリアしているものがほとんどなので、申し込んだ段階で1番新しい機種を選んでおけば大丈夫です。

◎通信速度
wimaxに限らず、通信速度はインターネット環境に大きな影響を及ぼすので、しっかりとチェックして選びましょう。通信速度の売り文句で「下り最大○○Mbps!!」というものがありますが、この「下り」というのはダウンロードの速さのことを指します。
動画やホームページの情報をダウンロードする時に下りの速度が速ければ速いほど、表示が早く動画が途切れること無く再生されるという訳ですね。
「Mbps」は、1秒ごとに何百万ビットのデータを送信できるかという単位です。
wimaxを申し込む時にルーターを選択するところがありますが、その時にルーターの機能詳細をチェックして下り最大の速度が何Mbpsなのかを見ておきましょう。2018年5月現在の下り最大値は708Mbpsです。
ただ、プロバイダが表示している値は実測値ではありません。実際は場所にもよりますが50Mbps前後であることが多いです。30Mbps出ていればスムーズに動画が見られるので、50Mbpsあれば充分と言って良いでしょう。
◎ハイスピードプラスエリアモード
ハイスピードプラスエリアモードはwimax独自のもので、wimax回線の電波の弱いエリアや建物内などでも「4G LTE回線」を利用してインターネットに接続出来るモードです。
2年契約では月額1,005円の費用がかかりますが、3年契約の場合は追加料金無しで利用できます。wimaxの回線で繋がりにくい時にとても便利なモードですが、ギガ放題とは別の規制があるので注意が必要です
《ハイスピードプラスエリアモードの詳細はこちら→》 http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/201704131.html
wimaxルーターのバッテリーは長時間持つ?
通信速度やハイスピードプラスエリアモードの有無以外にも見ておくと良いのが、wi-fi接続時の連続通信時間、バッテリーの持ちです。wimaxのルーターでは、3つのモードを切り替えて利用できますが連続通信時間が違います。
ハイパフォーマンスモード
ルーターの電波受信力を最大まで高めて電波状況を良くするモード。電力消費が激しい。最新のwimaxルーター「Speed Wi-Fi NEXT W05」では約6時間30分の連続通信が可能。
ノーマルモード
ハイパフォーマンスモードよりは受信力は低くなるが、消費電力を抑えるモード。「Speed Wi-Fi NEXT W05」では約9時間の連続通信が可能。
バッテリーセーブモード
通信速度を下げる代わりにバッテリーの持ちを良くするモード。移動中などにおすすめ。「Speed Wi-Fi NEXT W05」では約10時間30分の連続通信が可能。
業務などで使う時はノーマルモードで一日充分に使えます。自宅に帰ってからはクレードルなどに挿して、充電しながらハイパフォーマンスモードを使って動画や家族とのビデオ通話を楽しむなど、状況に応じて使い分けると良いでしょう。
wimaxルーターは機種変更できるの?
wimaxの解説サイトなどを見ると、よく「3年契約だとwimaxのルーターが古くて使えなくなるから2年契約がベスト!」のような見出しで書かれている記事がありますが、契約はそのままでも新しいルーターへ変更は可能です。
『ご利用期間・機種別端末販売価格』( http://www.uqwimax.jp/signup/pdf/change_price.pdf )
契約してから22ヶ月目からは、無料で変更ができるようになるんですね。3年契約でも22ヶ月目以降に無料で機種変更ができるので、ルーターについては3年契約だからといってデメリットになることは無いでしょう。
wimaxルーターを比較しておすすめを絞込み!
2018年6月現在、おすすめするwimaxのルーターは、「Speed Wi-Fi NEXT W05」です。
Speed Wi-Fi NEXT W05
Speed Wi-Fi NEXT W05 |
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製造元 | HUAWEI |
外形寸法(mm) | 約W130×H55×D12.6mm |
重量 | 約131g |
本体色 | ブラック×ライム ホワイト×シルバー |
同梱物 | 取扱説明書保証書 |
アクセサリ (別売り) |
クレードル ACアダプタ |
対応ネットワーク | WiMAX 2+au 4G LTE ※1 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz対応) |
最大通信速度 | 下り最大708Mbps/上り最大75Mbps |
UIM カードバージョン |
Nano IC ※2 |
Wi-Fi接続時連続通信時間 ※3 | ハイスピードモード(WiMAX 2+) ハイパフォーマンスモード設定時:約6時間30分 ノーマルモード設定時:約9時間 バッテリーセーブモード設定時:約10時間30分 ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX 2+ / au 4G LTE) ハイパフォーマンスモード設定時:約4時間20分 ノーマルモード設定時:約6時間30分 バッテリーセーブモード設定時:約9時間10分 |
連続待受時間 ※3 | デフォルト設定時:約850時間 クイックアクセスモード設定時:約38時間 |
対応OS | Windows 10、Windows 8.1、Windows 7 Mac OS X v10.6、v10.7、v10.8、v10.9、v10.10、v10.11、v10.12、v10.13 |
※1:au 4G LTEのネットワークは、エリアにより最大通信速度が異なります。
※2:旧機種と新機種でUIMカードバージョンの異なる機種変更を行う場合、端末到着後、「回線切替サイト」での登録が必要です。
※3:実際にご利用になる使用環境や電波状況により異なります。
最新機種ということもありますが、業界最速の下り最大708Mbpsという通信速度やバッテリーの持ちの良さ、wimax2+・au 4G にも対応していて全国ほとんどのエリアで利用することができるというところがポイントです。
今、ルーターを選ぶなら「Speed Wi-Fi NEXT W05」で問題ないですね。私もこれにしています。
新しい端末が出ても、2年以上の契約をしている場合は無料で最新機種に交換できる場合があります。
「端末が古くなってきた時は、解約して新規で契約したほうが良いのかな…」と気になった方は、プロバイダのホームページかこちらで機種交換についてチェックしてみましょう。