wimaxとは何を指すの?
「wimaxが良いって聞くけど何のことだろう」と検索して、このサイトに辿り着いたという方もいるかもしれません。私も単身赴任先で新しくネット環境を整えようと思って、調べ始めたときに目に付いたのが「wimax」でした。
wimaxは、「UQコミュニケーションズ株式会社(KDDIグループ)が提供する無線を利用したインターネット通信サービス」のことです。KDDIグループというと、携帯キャリアの「au」もそうですね。
「無線を利用したインターネット通信」というと「Wi-Fi」も同じような使われ方をしますが、wimaxとwi-fiの違いは何でしょうか?

wimaxとwi-fiの違い?
wimaxとwi-fiの違いは、簡単に言うと「インターネットに接続する技術の違い」です。wi-fiは限られた範囲をネットワークで結ぶ【LAN(Local Area Networkの略)】という技術が使われています。
それに対してwimaxは、wi-fiの技術と合わせて地理的に離れたネットワークを繋ぐ【WAN(Wide Area Networkの略)】という技術も使われています。

wimaxを利用する時は、まずwimaxの無線通信で近くの基地局から手元の通信端末に電波が送られてきます。その後、通信端末から一定の範囲内にある許可されたスマホやパソコン、タブレットに対してwi-fi接続でするという感じですね。
公共wi-fi(公衆無線LAN リンク:https://ja.wikipedia.org/wiki/公衆無線LAN)などは、限られた場所・限られた範囲でしか利用できません。
その点、wimaxは通信端末が手元にあれば、その範囲内で自由にwi-fi通信が利用できます。「WAN」+「wi-fi」=「wimax」というイメージで問題ないでしょう。
wimaxとwimax2+の違いは?
ややこしいことに、wimaxにも「wimax」と「wimax2+」というものがあります。違いは簡単で「WiMAX」は旧回線、「WiMAX2+」は2015年から提供が始まった新しい回線のことを指します。
現在、wimaxに申し込むと、ほとんどのプロバイダはwimax2+で契約することになると思います。wimax2+のメリットは通信速度の大幅向上で、wimaxの約30倍以上の高速通信が可能です。
ただ、wimaxは通信量制限が無いのに比べてwimax2+は3日で10GB(2018年5月現在)の通信量規制があります。3日で10GBは、かなり緩い規制なので、オンラインゲームをガンガンやるといヘビーユーザーでもない限りそこまで気にしなくても大丈夫です。
wimaxのメリットは、全国90%以上をカバーしている通信エリアの広さですね。wimax2+も都市部を中心に日々範囲を広げていますが、wimax並のエリアになるにはもう少し時間がかかるようです。
UQ mobileによると、WiMAX2+でも受信状況によっては自動でWiMAXに切り替わるとのことなので、通信エリアに関してはwimaxのメリットを享受できると考えて良いでしょう。
wimaxは何が良いの?
wimaxは2011年にサービスを開始してから現在の利用者数が約2,500万人を突破しています。ここまでユーザーを伸ばした理由はどこにあるのでしょうか?
利用者の感じるメリットで多い意見は…
1:開設のための工事が不要で簡単に始められること
2:通信速度が早くストレス無くネットが使えること
3:月額費用が他社のサービスより安く抑えられること
などが挙げられます。
単身赴任で2年や3年など期間内だけ使いたい場合は、工事が不要なので通信端末が送られてきたその日から使えますし、仕事や移動中でも使えるので固定回線を引くよりも、コスパの良い使い方ができます。
通信速度は光回線に比べると遅いですが、実測値を見ると動画を快適に見られる約30Mbps~約150Mbpsと充分な速さを確保しています。
月額費用は、ドコモ、ソフトバンク(ワイモバイル)のデーター通信サービスと比べても、安く利用することができます。wimaxはプロバイダ(回線を利用してインターネットへ接続するサービスを提供する会社)が多いので、料金の割引や高額キャッシュバックなど日々価格競争をしています。
お陰で利用者は、一番費用の安いところを選んで契約できるので、他の企業のサービスよりも安い月額で利用することができるんです。
私の場合、以前は1万円を超えていた月額料金が、wimaxにしてから半額以下になりました。それでいて以前より快適にネットが使えるので、コスパの良さを実感しています。
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